近年は昔のようにシトシト降る雨の梅雨じゃなくて集中豪雨が続いたりする気候の変化が見られますよね。
屋外でメダカを飼育している人にとって心配なのが、雨でメダカが飼育容器から流れていかないだろうか?ってことだと思います。
雨がジャブキャブ入るので心配ですよね。
昼間降り出した雨なら、自分で容器を移動させたり雨水が入らないようにしたりと雨水対策もできますが、外出中や寝ている間だと容器から水があふれ出て、メダカも流れていく…ってことにもなりかねません。
そこで飼育容器のオーバーフロー対策をすることをオススメします。
この記事では雨水で飼育すいがあふれてメダカが流れていかないための対策として次の2点を紹介します。
- スポンジ式
- 塩ビパイプ式
屋根があって雨水が入らないことが一番良いのでしょうけどね。
メダカが雨で流れないためのオーバーフロー対策
シトシト降る雨ぐらいなら、対策する必要もありませんが、最近のゲリラ豪雨や50年に1度とか言われる長雨が続くと、流石に飼育容器内から水があふれます。
うちでは、2種類のオーバーフロー対策をしています。
- スポンジを使用した対策
- 塩ビパイプを使用した対策
スポンジを使用した対策
簡単なオーバーフロー対策になります。写真を見てもらうと分かると思うのですが、容器の縁にスポンジを洗濯バサミで挟んだだけです。
スポンジも洗濯バサミも100均で購入したもの。
安く簡単に設置できるのが一番のメリット
飼育容器に工作をする必要もありません。
容器側のスポンジの高さを変えることで、自分が好きな水位にすることができます。
スポンジじゃなくても水を吸う素材であればなんでも良いですよ。
デメリットとしたら見た目があまり良いものではないって感じですかね。
また、豪雨レベルになると排水が間に合わない場合があります。
塩ビパイプを使用した対策
うちのほとんどの容器がこの方法です。
飼育容器に穴を開けて、塩ビパイプを接続して排水したい高さにセットしています。
L型エルボを回せば任意の高さで排水できるので便利です。
コンクリートの上に単管パイプを組んで飼育しているので、先程のスポンジを使用した排水方法だと、雨がやんだ後もスポンジから水が滴り落ちて足元がビチャビチャになるので、パイプで排水することにしたのです。
デメリットは、容器を洗ったりするときに接続箇所を外す必要があるので面倒ってことですかね。(ボンドで接着していないので簡単に外れます。)
容器に穴を開ける必要があるので、道具が必要だったりパッキンが必要だったりするので、スポンジ式に比べると面倒くさいです。
パッキンが劣化して切れてしまうと水漏れの心配も出てきます。
まとめ
- スポンジ式
- 塩ビパイプ式
2種類の雨対策を紹介しました。
スポンジ式は簡単に設置できて飼育容器に工作する必要はありませんが、豪雨レベルになると排水が間に合いません。
また雨がやんだ後もしばらくは水が滴り落ちるというデメリットがあります。
塩ビパイプ式は飼育容器に工作が必要になってきますが、排水が間に合わないってことはまず無いです。
どちらを採用するかは飼育者次第だと思いますが、屋外の屋根がない場所でメダカ飼育をしている人はオーバーフロー対策はやっておいた方が良いです。
大切なメダカが雨水で流れていかないように対策しておきましょう。
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