前回はシソ・大葉水耕栽培装置の準備編でしたので、今回は作成編になります。
シソ・大葉水耕栽培装置を作成するうえで必要な物などは前回の記事で紹介しているので、興味があれば見ていってくださいね。
https://kzmedaka.com/hydroponicspreparation/シソ・大葉水耕栽培装置作成開始です
シソ・大葉水耕栽培の完成形はこのようになります。
基本的な構造は『ベランダゴーヤ研究所』の栽培装置と同じです。少し違うところもありますけどね。
発泡スチロールの蓋を加工する
発泡スチロールの蓋に穴を開けて、その穴にポットなどをハメ込むのがこの装置の栽培方法になります。
本家の栽培装置では大葉の苗ポットをそのまま穴を開けた蓋にセットしていました。
この方法ではポットが穴をすり抜けて発泡スチロール内に落下する恐れがあるので箸をポットに挿してストッパーの役目にしていました。
うちでは少しアレンジして100均で購入した植木鉢に植え替えてセットすることに。
植木鉢の方が発泡スチロールの蓋にセットした後、見た目が良さそうって理由です。
とりあえず植木鉢の底面を利用して大体の位置に円を書きます。
当然底面と同じサイズなので、現物合わせしながら穴を広げていきます。
発泡スチロールカッターを使っていると、切るのが楽しくてたくさん切っていた小学校時代を思い出しました^^
なかなか良い感じになりました。
植木鉢の直径が穴よりも大きいので発泡スチロール内に落ちることはありません。
次に培養液を追加したり根の状態を確認したりするため、蓋を半分に切断します。
発泡スチロールカッターが届かなくなったので、真ん中はカッターナイフで切断しましたが、やはり発泡スチロールカッターで切断した場所の方が綺麗です。
発泡スチロールの中にはポンプを入れるので、ポンプのコードが出るように少しカットして蓋がキッチリ閉まるように加工して蓋の加工は完了です。
GEXコーナーフィルターF1を設置する
GEXフィルターF1は横置きでも使用できるポンプなので、今回は横置きで使用します。
いままで使用してきましたが、横置きで使用するのは始めてです。
ポンプを設置してみると、水槽と違って吸盤で固定することができないので、動かないように倉庫に眠っていた発泡スチロールを切ってポンプの押さえを作成しました。
サイズギチギチに調整したので水中に沈んでも浮かんでくることはありません。
ただ発泡スチロールを切りたかったってのもあります。
ポンプを設置したので、まずは微粉ハイポネックスを溶かしてない水道水を入れて様子を見ます。
10リットル入れたところで水位が植木鉢の下面から2センチなので丁度良いかと思います。
ポンプは当然完全に沈んでいます。
電源を入れると勢いよくシャワーパイプから水が吹き出していますね。そしてポンプ内のゴミまで吹き出してきたって事件もありましたけど・・・試運転して良かった。
微粉ハイポネックスを水に溶かす
本当はハイポニカが欲しかった・・・って思っても仕方ないので微粉ハイポネックスを使用します。
Made in USA の微粉ハイポネックス。箱から出すと白い粉がビニール袋の中に詰まっています。
500グラムも入っているので、使い切るにはどれだけかかることか・・・
微粉ハイポネックスは使用期限がないので開封後はお早めにとかないのが良いですね。
水耕栽培の場合は1000倍(水1リットルに対して1グラム)にする必要があるので10グラム溶かして入れます。
付属のスプーンで計れるので便利。
シソ・大葉水耕栽培装置完成
発泡スチロールの蓋を加工してポンプを設置して微粉ハイポネックスを溶かした水を満たして装置は完成です。
植木鉢に大葉の苗をポットから出して入れます。そのままだとスカスカなので野菜の土を追加して蓋にセット。
蓋を完全に閉めたら水耕栽培装置は完成となります。
シソ・大葉水耕栽培装置のまとめ
とりあえず水耕栽培装置は完成したのですが、気になる点もあります。
- ポンプのシャワーが1方向からのみだが大丈夫か
- 液肥は微粉ハイポネックスで大丈夫か
- ちょうど梅雨時期に突入するが日照は大丈夫か
片岡さんの水耕栽培装置は紐付きの発泡スチロールを使用していましたが、うちでは普通の発泡スチロールを使用することにしました。
紐を持って移動させることはないからです。あとわずかに安いです。
片岡さんはオフ会などに自転車に載せて持っていかれるようですね。
今後も経過観察を記事にしていくので、良かったら見に来てください。
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