今年もアクアポニックスで野菜を育てていこうと思っていた2月・・・
アクアポニックスの主力といっても良い錦鯉2匹が死んでしまいました。
完全に自分のミス・・・1年に1回有るか無いかという寒波により飼育水が凍ってしまい錦鯉を殺してしまったのです。
10センチぐらいで購入して30センチぐらいまで大きく育っていたのに可愛そうなことをしました。
ここでアクアポニックスを辞めてしまったら死んでしまった錦鯉に顔向けできないので、再スタートすることに。
この記事では2023年にリスタートするアクアポニックスについて、飼育環境や設備について書いています。
アクアポニックスに興味があれば、読んでいってくださいね。
アクアポニックスRestart
2023年のアクアポニックスRestartに際して、飼育する魚と飼育環境や構想しているシステムを紹介します。
飼育する魚
アクアポニックスをリスタートするに当たり、通販大手サイトのチャームさんのサイトを毎日チェックして、在庫が出るのを待ってから注文。
日付指定した発泡スチロール箱が届きました。群馬県からだと1日で到着です。
発泡スチロール箱はメダカ飼育にも使えるから便利ですよね~
注文した商品は・・・
時期的にも常温での発送でした。
錦鯉の注文前からジャンボタライに水を入れて循環させて水を作っていたので、まずは袋ごと浮かべて温度合わせから。
その後、徐々に水合わせしてジャンボタライ内に投入です。
投入前に撮った5匹。
おまかせ5匹セットなので柄などは選べません。(欲を言えば紅白とか欲しかった)
死着もなく元気に泳いでいました。
錦鯉の飼育環境
錦鯉の飼育環境は現状80リットルのジャンボタライ1個です。
濾過装置はなく、アクアポニックスなのでポンプで水を汲み上げ野菜にフンなどから出たアンモニアなどを吸収してもらいます。
まだ野菜が植えられていないため、暫定的に投げ込み式フィルターを設置するなどの濾過と水換えが必要だと考えているところ。
今後の飼育環境
後述するアクアポニックスシステムと合わせてジャンボタライを1個か2個増設する予定。
2022年は錦鯉2匹だったが、2023年は5匹なので80リットルに5匹は多いかも?って感じるのと、新しいシステム構想に伴うもの。
構想しているアクアポニックスシステム
まだ完成していませんが、構想中のアクアポニックスシステムを紹介します。
その前に2022年のアクアポニックスシステムの問題点を解説して、同じような失敗をしないように注意喚起させてください。
2022年のアクアポニックスシステム
2022年のアクアポニックスシステムは1個のジャンボタライから汲み上げて上部の野菜に供給してジャンボタライに戻るって流れでした。
ですが、このシステムに薄々問題が有るのは気がついていたんですよね・・・
それは
図にすると以下のとおりで、一見うまく循環していますが配管のどこかでトラブルが発生した場合、水中ポンプの吸水口まで水位が低下するのです。
今回失敗した原因を見分すると次のような仮説が立てられます。
夜中に飼育場所辺りからカラカラと音がしていたので、怪しいかもって思っていたのですが・・・朝確認したときにには時すでに遅しでした。
これが夏の場合でも水量が減ることで水温が上昇して茹で上がる可能性がありますね。
2023年のアクアポニックスシステム
2022年のシステム失敗を踏まえて2023年は上部からジャンボタライに飼育水が戻らなくてもジャンボタライ内には飼育水が確保されるようにします。
図にすると以下のとおりで、ジャンボタライを塩ビパイプで連結して、錦鯉飼育槽とポンプ汲み上げ槽を分けることで最悪配管に異常が出ても錦鯉は無事です。
上部濾過や塩ビ配管に関しては未定。
栽培槽からジャンボタライに水を戻す方法は2022年に確立したサイフォンを使います。
アクアポニックスのサイフォンについて悩んでいる人にはオススメの方法だと思いますよ。
2023システムのメリット・デメリット
- 水量が多くなることで、水が痛むのが遅くなる
- 配管トラブルが有っても飼育水が減らない
- 飼育槽の水が増減しないので錦鯉にストレスを与えない
- 場所が広く必要
- ジャンボタライに工作が必要
メリットとして水量が多くなることで、多少のことでは飼育水が痛むってことは無くなると思います。
従前は80リットルに対して30センチの錦鯉2匹でしたが、構想している飼育水は190リットルですからね。
ただしジャンボタライ3個を繋げるってことで場所を確保しなくてはいけないのと、連結するためにジャンボタライに工作が必要になります。
ジャンボタライ80リットル1個で77センチ幅を取る。
場所自体はメダカ飼育スペースの削減で確保出来ますし、工作も得意なので大丈夫です。
この記事のまとめ
2023年のアクアポニックスは2022年の失敗を活かして飼育水が減らないようにするシステム。
ジャンボタライを1個から3個に増設して、それぞれを連結する構想です。
錦鯉飼育槽が2個
ポンプ汲み上げ槽が1個
冬になれば寒さ対策を別にしようと思いますが、2度と失敗しないように注意して飼育していきます。
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