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【メダカ飼育初心者向け】月ごとのメダカ飼育ポイントの紹介

メダカ月別

こんにちはメダカ飼育6年の一砂です(@kazunabear)

今回は、これまでのメダカ飼育の経験からメダカ飼育の月ごとの管理方法や注意点などを紹介しようと思います。

屋外でヒーターも使っていない飼育環境です。

目次

1月、2月のメダカ

1月

冬眠しているのでこの2ヶ月間は不必要に触らないってことがポイントです。

餌やり

基本的は水底などの物陰に隠れてでじっとしていて、天気の良いときなどは水面に出てくることもあります。しかし餌はあげなくても良いです。水温が低いので代謝も下がっているので、静かに見守りましょう。

水換え

この時期でも蒸発するので、減った分を足すようにします。そのときに、ゆっくりと足していき急な流れが発生しないようにするのがポイント。

病気

秋までに栄養が十分にとれていなくて体力が落ちているメダカは水カビ病になることもあります。

屋内に移動させてヒーターで温めつつ薬浴させたり塩浴させたりする必要がでてきます。

その他

この時期は気温がグッと下がってくるので、屋外容器の水が完全に凍結してしまわないように注意しましょう。

水の量が少ないと凍ってしまう可能性が高いので、十分な水深が保てるようにしておきます。

容器に発泡ボードを浮かばせたりすると、保温にもなるしメダカがボードの下に隠れることができるのでオススメ。

豪雪地域などは軒下に容器を移動させるなどの工夫が必要です。

3月のメダカ

3月

気温があがってきて、日中の水温も暖かくなりメダカの活性もあがってくる季節。

餌やり

晴れて気温があがり暖かい日には、メダカも水面にあがってくるので、少しずつ餌をあたえます。足りるかな?って思うぐらい少量ずつで様子をみるのが大事。

寒い日だったり、大量にあたえると消化不良をおこしてしまいます。

水換え

昨年の秋から足し水だけで水換えをしていません。ですので水換えをするのですが、一度にたくさんの水換えをするのではなく、少しずつ水換えをしていき飼育水を新しくしていきます。

目安としては全体の1/4程度を週に1回。可能であれば暖かい日に水換えします。

病気

冬越を終えてメダカの活性もあがってきますが、季節の変わり目で気温が上下するので体調を崩すメダカも出てきます。

水カビ病や白点病になることも。

4月のメダカ

4月

桜も咲いてメダカも、もうすぐ産卵シーズンが来る季節。

餌やり

産卵に向けてたくさんの栄養がほしい時期です。

うちはずっとこの餌をあげてます。

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少し他の餌に比べて高めですけど、メダカの食いつきは抜群です。

1日に2回、朝と夕方にあげると良いと思います。まだ肌寒いときもあるので、そんなときは餌を少なくするか餌やりをしません。

水換え

3月と同じように暖かい日に全体の1/4を目安として水換えをします。

秋に容器内のヤゴを確認していない場合は、早めに確認しておかないとメダカがヤゴの餌食になってしまうので早急に確認する必要があります。

病気

この月も昼夜の気温差があるし、天気によってはまだまだ肌寒いので水温も安定しません。

3月と同じように体調を崩して病気になるメダカも出てくるので注意が必要です。

その他

なかには産卵を開始しはじめるメダカもいますが、水温が低いので自然のままだと孵化するのは難しいです。

自分はこの時期については産卵していても無視して、メモなどに『○月○日産卵した』と残しておきます。

5月のメダカ

5月

気温があがり日照時間も増えるのでメダカが産卵期に入ってくる季節。

餌やり

餌やりを1日に2回して十分に栄養をつけさせます。

ミジンコのように生きた餌をあげるとメダカもたくさん産卵をします。ミジンコを増やすのは少し大変ですけど、それだけの効果はあります。

生クロレラをミジンコの餌に利用すると良いですよ。

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水換え

週に1回全体の1/4を目安として水換えをします。まだまだこれぐらいのペースで大丈夫です。

病気

あまり病気になるメダカはいませんが、なかには白点病などになるメダカもいるので日々の観察は大事。

その他

産卵してお腹に卵をつけているメスを見かけてきます。

採卵をいつからするかですが、自分はだいたい6月中旬ごろから本格的に採卵をはじめるので、この時期もまだ卵は無視したままです。

どうしても採卵したい場合は、採卵用に水草を入れるなどしましょう。ホテイアオイもそろそろ出回っているかもしれませんね。

6月のメダカ

6月

梅雨に入るのでメダカが流れ出ないように注意する季節。

餌やり

たくさん産卵しているのでメダカも栄養が必要です。

いつも同じ餌ではなくて、たまには違う種類の餌をあたえてみるのも良いです。人間もいつも同じ食事だと飽きますよね。

生きたミジンコや赤虫じゃなくても冷凍になったものでも良いです。

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問題は家の冷凍庫に入れさせてもらえるかどうか・・・うちはOKもらいましたけどね。

水換え

気温も上がってきて、餌やりもたくさんしているので、水が傷んできます。

少し水換えの量を増やして全体の1/3程度を週1で換えるようにします。

病気

梅雨の長雨で容器内にたくさん雨水が入ると飼育水のバランスが崩れる場合があります。

そういったバランスが崩れたときは病気にもなりやすいので、病気の予防という意味でも雨水が大量に入らないようにした方が良いです。

その他

容器内に雨水が入り、水が溢れてしまうとメダカが一緒に流されてしまう可能性があります。

容器の縁にタオルやスポンジなどをかけておけば、それらをつたって雨水が排水されるので、簡単なことですがオススメですよ。

スポンジ

見栄えがどうも・・・っていう人は排水管を付けるか、屋根の下など雨水がたくさん入らないようにしてください。

排水対策

採卵

うちは採卵にはタマゴトリーナというスポンジで作った産卵床を使ってます。

他にもマツモなどの水草を入れているので、全部が全部産みつけられるわけじゃありませんが、6月から8月の終わりまでに趣味の範囲内であれば全然問題ないぐらい採れます。

7月のメダカ

7月

気温の上昇により水温もあがって水質悪化が懸念される季節。

餌やり

メダカによっては1度産卵がストップするかもしれません。ですが水温もあがって活性も高いので十分に栄養をあたえます。

ミジンコを入れると粉の餌とは全然違うメダカの姿を見れますよ。

水換え

飼育水がどんどん蒸発していくので、どんどん足し水をしていくと思います。

これまでに飼育していてバランスがとれているなら、水は透きとおって綺麗なはずです。わざわざ水換えしてバランスを崩すよりも足し水でバランスが保てているなら足し水だけで大丈夫です。

変な匂いがしたり濃い緑色になっているなら全体の1/2程度水換えしましょう。

病気

水質が悪化しやすいので、尾ぐされ病やエロモナスなどの病気が出てきます。

きちんと水換えなどできているなら、大丈夫ですね。

その他

水温が高くてもメダカは耐えることができますが、その状態が長く続くとさすがに弱ってしまいます。

スダレやシェードなどを用意して日陰ができるようにしておくのが大事。

ずっと日陰にしておかず、天気しだいで光を入れてあげましょう。

8月のメダカ

8月

夏真っ盛りで水温がかなり高くなる季節。

餌やり

まだまだ産卵は続いているので栄養がある餌をあたえます。

産卵にはたくさんのエネルギーを消費するので、採卵をしなくても栄養がある餌をあたえないと寿命が縮むと思います。

水換え

スダレやシェードなどをしていても外気温の影響で水温があがります。

足し水だけで綺麗な水でも水温の上昇により水質が悪化しているかもしれないので、しっかり様子をみましょう。

水換えをするときは汲み置きした水を使って、水温が急激に変わらないように注意します。

病気

7月と同じで水質が悪化しやすいので、尾ぐされ病やエロモナスなどの病気に注意です。

食べ残しの餌があればすぐに取り出すなどの対応が必要になってきます。

その他

自分はだいたい8月末で採卵も終わります。

9月以降に孵化したメダカは体も小さいまま冬に向かっていくので冬越が難しいんですよね。

ギリギリ9月生まれでもなんとかイケますけど、安定して生きるのは8月末ぐらいまでですね。

9月のメダカ

9月

少しずつ日が短くなり、気温も下がってくる季節。

餌やり

まだ気温が高い日が続きますが、月末にかけてだんだんと気温も下がってきます。

メダカの冬越にむけて栄養もあたえないといけませんが、朝方などの水温が下がっているときよりも昼間などにあたえるようにしています。

水温を見ながら餌やりのペースを落としていきます。

水換え

9月末までには飼育容器の掃除と併せてヤゴなどの確認と水換えを済ませます。

水換えの際にヤゴの確認は必ずしておきましょう。大事なことなので2回書きました。

病気

季節の変わり目で体調を崩すこともありえるので、おかしな行動をとっているメダカがいないか確認します。

9月は水温が高いこともあって尾ぐされ病などが発症しやすいです。

その他

西日が当たる場所に置いている容器は、西日によって急激に水温があがります。

西日が当たらないように容器の場所を移すか日よけ対策をしましょう。

10月のメダカ

10月

冬越に備える季節。

餌やり

10月までにしっかりと栄養をとっていたら来春まで冬越をすることができます。

回数や量はあたえながら様子を見ます。

水換え

9月に大掃除をしているので、あまり水換えはしません。

水の様子を見ながら、1/4程度を2週間に1回を目安に水換えします。

水換えに併せて枯れた水草などは取り除いておきます。

病気

気温と水温が下がってきますが、まだ気候が安定しないので9月同様におかしな行動をとっているメダカがいないか確認しましょう。

その他

水温が下がり、メダカの活性も低くなってきているので小さいメダカも成長が望めません。

まだ1cmを超えていないメダカは冬越するのが不安なので屋内に入れるか、発泡スチロール箱などに入れておきます。

11月、12月のメダカ

12月

寒くなるのでメダカの活性も低くなり冬眠モードになってくる季節。

餌やり

この時期になると、ほとんど餌やりの必要はありません。

11月の初旬程度までは暖かい日に少量あたえますが、12月以降は餌やりもストップです。

水換え

水換えは不要です。蒸発した分だけを足し水しましょう。

1月、2月と同じですね。

病気

寒くなっていますが、秋までにしっかりと栄養をとったメダカならこの時期、病気になりにくいです。

水温も低く気候も安定しているからです。

その他

メダカは水温が低いので水底でじっとしています。容器を覗き込んだりせずに静かにしておきます。

発泡ボードなどのメダカが隠れることができるようにしておくと、メダカも安心します。

おわりに

今回紹介したメダカ飼育12ヶ月の目安ですが、あくまで目安なのでそれぞれの地域にあった飼育方法にしてくださいね。

沖縄と北海道では気候もまったく違いますしね。

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