メダカは高水温でも耐えることができる魚です。
いくら耐えることができるといっても日本の夏はとても暑くなり、北海道ですら36℃を超える日も出ていますね。
うちのビオトープも以前はシェードを張っていたのですが、なんとなく見た目が良くないなぁって思っていました。
そこで今年は竹を使った日除け(すだれ)を自作して日陰を作ることにしたのです。
この記事では、竹を使ったメダカの日除け対策のすだれ風の物を自作した記録を紹介します。
うちの同じように竹を活用してメダカの日除けを作ってみようって思っている方の参考になれば幸いです。
メダカの日除け対策に竹を使う
うちの実家が所有する山林から竹を切り出します。
他人の山林で勝手に竹を切るのはやめましょう。
本来であれば11月以降に竹を切るのが良いのですが、思い立ったが吉日なので夏に切ることに・・・
おかげで蚊に刺されながらの切り出しとなりました。
約6メートルの長さの竹を切断して、不要な先端は竹林に廃棄。
4メートル程度を持ち帰りました。
直径が10センチの孟宗竹です。
肉厚が薄い真竹が良いのですが、いつもの場所には孟宗竹しか生えていません。
他の場所には生えているかもしれないので、今後探してみます。
竹を加工する
日除け対策をしたいビオトープの奥行きが約90センチなので、切り出してきた竹を90センチに切り分けしました。
竹の切断には普通のノコギリでも良いのですが、自分はサムライというノコギリを昔から使っています。
竹専用のノコギリなので切れ味も抜群でオススメです。
竹を洗って乾かす
竹は見た目が綺麗でも結構汚れています。
水をかけながらブラシやタワシで洗って表面に付着して汚れを落として乾かす作業が必要です。
ビオトープの設置予定箇所で乾かしました。
意外とこのままでも良さそうな気がしたのですが、加工することに。
事前に作った試作品
実は今回の日除けを作る前に試作品を作っていました。
試作品なので気になる点もありますが、ちゃんと日除け対策としての機能はあります。
竹でメダカの日除けを自作する
竹を割る
竹を任意の長さに切り分けて、割ります。
本当は90センチの長さで割りたかったのですが、うちのある道具ではうまく割れなかったので切り分けました。
今回作成した物は30センチで幅は3センチです。
バリなども残っていますが売るわけではないので問題なし。
切り分けた竹を結ぶ
竹をどうやって繋げるか色々考えた結果、試作品と同じようにロープを巻いて結着することにしました。
1本ずつ巻いていきます。
結び目が同じ位置になるように竹の端材に目印を付けて、同じ作業の繰り返し。
全て結び終わりました。
16本と両端の留めを入れて18本分の長さで73センチ。
使用したロープはポリエステルの3ミリです。
直射日光にもそこそこ強いので、数年は大丈夫じゃないかと思います。
ビオトープに設置
90センチの長さであれば、そのまま木枠の上に置けたのですが、今回は無理なので竹を渡しに使います。
余った2本の孟宗竹を渡して、その上に日除けを設置。
日除けの下は完全に暗いわけではなく、隙間から日が差し込んでいます。
また、余った竹を使うことで高さが出て風も通るのではないでしょうか。
竹をちゃんと割れる道具があれば、もっと長い日除けも作ってみたいです。
実家に何かありそうな気がするんですけどね。
真竹も見つけないといけません。
メダカ飼育の参考になれば幸いです。
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