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【アクアリウム】点滴式の水合わせ方法【簡単】

点滴式水合わせ方法

みなさんは、ショップで買ってきた魚やエビなどを水槽に入れるときはどうしてますか?

しっかりと水合わせしてから水槽に入れる人、数週間別の水槽に隔離してから入れる人など様々だと思います。

自分は点滴式で水合わせしてから水槽に入れてますので、その方法を紹介します。

目次

水合わせが大切な理由

そもそも何で水合わせをしないといけないのかと言うと、想像してみてください。

人間でもいきなり環境が変わったら体調を崩してしますよね。

人間よりも弱い魚やエビなんかも当然環境の変化に弱いので、いきなり水質や水温が変わってしまったら体調を崩して最悪ショックで死んでしまうんです。

そのため少しずつ新しい環境に慣らせていく必要があるんですよ。

お祭りなんかで掬ってきた金魚を家の水槽にポチャっと入れて次の日の朝には死んでるってこと経験ありませんか?

金魚掬いで弱っている状態なのに、いきなりの環境変化が追い打ちになった事例ですね。

点滴式に必要な物

いろいろやり方があると思いますが、うちではつぎの物を使ってます。

  • エアチューブ
  • エアストーン
  • 一方コック
  • 魚などを入れる容器
  • 水ごと掬える網

どれも余ってたりしますよね?

完成した写真がこれです。

かなりシンプルな作り。

点滴式

エアチューブ

エアチューブ

これは水槽の水を新しい生体が入った容器まで流すために使います。

普通の水道ホースでは太すぎて水流の調整が難しいし、エアチューブの方が取り回しが良いので使いやすいです。

エアストーン

エアストーン

水槽内にエアチューブを留めるために使う重りになります。

エアストーンじゃなくてもコックや吸盤などで水槽内からエアチューブが出ないようになれば何でも良いです。

一方コック

一方コック

水槽からエアチューブを通った水を調整するために使います。

コックが無いと垂れ流しになってしまいますからね。

一方コックが無い人は、水量を調整できるなら他のコックでも良いです。

容器

容器はバケツみたいに丸い容器ではなく、四角い容器にしましょう。

理由は水槽用に持っている網って四角の物だと思います。丸い容器だと網ですくうときに、うまく逃げられてしまい追い回すことになります。そのため魚にとっては良いとは思えません。

水ごと掬える網

水ごとすくえる網

普通の網は魚を掬うと水は抜けてしまいますが、うちで使っている網は水ごと魚を掬えるので、余計なストレスを与えることなく容器から水槽に移すことができます。

この網は持っていて損はないと思いますよ。オススメです。

点滴式水合わせの方法

点滴式の水合わせはとても簡単です。

  • 容器に魚やエビを入れる
  • エアストーンがついた方を水槽内に投入
  • 一方コックの方からチューブ内の空気を抜く
  • 一方コックで水流の調整をする

以上です。それぞれ解説していきますね。

点滴式で水合わせ中の写真

点滴式水合わせ

容器に入れる

買ってきた魚やエビは、ビニール袋にショップの水と一緒に入っているので、容器に移します。

ショップの水は魚やエビがギリギリ浸かる程度まで減らします。

多く水を残した方が水質変化の負担は少ないかもしれませんが、水槽の水質に近づくのが遅くなるので、後述する時間も増えることになるのです。

エアストーンの方を水槽内に投入

これは上でも書きましたが、エアチューブが水槽内から出ないためにつけているので他の物でも代用可能です。

エアストーンなら1個や2個余っていると思うので、それでかまいません。

稚エビなんかが水槽内に居ても吸い込まれなくて良いですね。

チューブ内の空気を抜く

空気の抜き方として自分は直接口で吸っています。

チューブの半分くらい水が充満したら、あとは自然に流れてくるので、水槽の水を飲まないようにしましょう。

コックとかに口をつけるのに抵抗がある人は、スポイトなどを使って地道に空気を抜いても良いですね。

一方コックで水量調整

一方コックで容器に流れてくる水量を調整するのですが、エビなどの特に水質の変化に弱いものは1秒に1滴出るぐらいのスピードにしています。

そこまで気を使う必要がない魚は、最大でも水滴が次々に落ちていくぐらいのスピードで良いでしょう。

この点滴のスピードが早すぎるとストレスになるので、遅い方が魚には良いです。

点滴の時間

では点滴をどれぐらいの時間するのかと言うと、自分はだいたい1時間を目安にしています。

この1時間になんの根拠があるのかと言われると困りますが、今のところ1時間ぐらい点滴式の水合わせをして失敗したことはありません。

エビは1秒に1滴なのでもう少し長めにします。

容器内にショップの水を多く残した場合も時間は長くなりますね。

注意する点として、冬場などは長く時間をかけると、水槽と容器で水温差が出るので、エアコンなどで部屋を温めたりして水温差があまり生じないようにしましょう。

おわりに

水合わせをしっかりとすることで、その後のトラブルも少なくなります。

点滴式の水合わせ方法だと、ずっとその場に居る必要もないし、容器が大きければその分時間をかけて水合わせすることも可能です。

大切な命ですので、水槽に入れる前から優しくしてあげましょう。

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