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メダカの稚魚が産まれたら、そこから2週間が今後のポイントです。

メダカを飼育していると春先から夏本番前にかけて、どんどん卵を産みますよね。

卵を別の容器などに移して10日前後で針子と呼ばれる小さなメダカの稚魚が産まれます。

生まれてきた小さな命、大きくなれよ~って見守っていても、いつの間にか数が減っていって気がついたらほとんど居なくなっているって経験はありませんか?

実はメダカの稚魚が産まれて2週間の管理が一番難しいのです。

これはメダカの販売で生計を立てているプロの方でもそうみたいですね。

うちでも100%すべての稚魚が大きくなるわけでは無いのですが、いくつかポイントを紹介しようと思います。

目次

メダカの稚魚(針子)が産まれて2週間までの道のり

産まれたてのメダカ
産まれたては本当に小さいです

メダカって飼育と繁殖が簡単なイメージがあると思います。

ですが産まれたてのメダカは針子(針の先のように小さい)と呼ばれるぐらい小さく飼育が難しいのです。

メダカの稚魚は孵化から2週間程度は慎重に扱わないと、すぐに死んでしまう・・・

逆に言えばこの2週間程度を乗り切ることができれば、後は多少放置気味でも大きくなっていくのです。

うちのメダカ飼育で気をつけているポイントです。

  • 水換えはなるべくしない
  • 雨水が入らないようにする
  • 水流を作らない
  • ゾウリムシをあたえる
  • グリーンウォーターを入れる

水換えはなるべくしない

メダカの稚魚は先程も書いたとおりとても小さいです。

小さい分、それだけ環境の変化にはとても弱く、水換えをした際の水温、PHの変化はかなりのダメージとなり死んでしまう原因となります。

そんな知識を知らない子供時代、綺麗な水に入れた方が良いだろうと産まれたばかりの稚魚を蛇口から出したばかりの井戸水に入れ替えて全滅させてしまった経験があります。

人間でも環境が急に変わったら体調を崩すこともあるので小さいメダカにはショックが大き過ぎですね。

水換えをなるべくしなくても良いようにするポイントもあります。

  1. なるべく水量が多く入る容器で飼う
    水が多い方が水が汚れるのもゆっくりとなります。
  2. 餌をあげすぎない
    粉の餌は与えすぎると食べ残しが沈んで水が汚れる原因となります。
  3. 食べ残した餌は取り除く
    水が汚れる原因を事前に取り除きます。
  4. 水面に浮かんでいる虫の死骸などを取り除く
    水質悪化の原因となります。

以上のように飼育水が汚れないようにすることで、水換えをする必要を少なくするのです。

雨水が入らないようにする

雨の波紋

これは水換えをなるべくしないようするのと似ています。

雨水も大量に飼育容器に入ると、水質や水温が急に変化することがあります。

特に近年はゲリラ豪雨のように大雨になることもあるので、蓋をしたり軒の下においたりと雨水が入りにくいようにしておきましょう。

雨水対策をしていなくて流れていっても嫌ですしね。

水流をつくらない

飼育水が汚れないようにするならフィルターを使えば良いじゃないかと思った人いますか?

フィルターにも色々種類がありますが、どのフィルターにも水流ができてしまいます。

水流の何が悪いかと言うと、針子は水面付近に浮かんでいるようなもので、親のように泳ぐことはできないのです。

いやいや泳いでるじゃないかと言われるかもしれませんが、あの小さな体でずっと泳いでいると疲れ果ててしまいますよね。

無駄に体力を使わせてしまうのです。

油膜対策のためにエアレーションをする場合でも、1秒に1滴出るかぐらいの弱めで設定します。

たくさんエアレーションを出すと水流が発生しますしね。

ゾウリムシをあたえる

針子には1日に5回ぐらい餌を与えると良いって本などには書かれています。

それは針子の死因の理由は断トツで餓死が多いからです。

ですが家にずっと居る人以外は、そんなこと現実的ではありません。

それに5回も粉餌を与えると水質の悪化にも繋がるんじゃないでしょうか?

そこでうちではゾウリムシを与えています。

針子の口はとても小さく食べられる物も限られてきますが、ゾウリムシは針子の口よりも小さいので針子も食べることができます。

それに飼育水の中でも生きているので針子が好きなタイミングで食べることができるのです。

飼育水の中にゾウリムシを入れたら針子が一生懸命食べているのを見ることができますよ。

ゾウリムシの培養は簡単なので作っておくと良いと思います。

うちではペットボトルでゾウリムシを培養していますよ。

ゾウリムシの培養

グリーンウォーターを入れる

グリーンウォーターっていうのは太陽光が当たって緑色になった飼育水のことです。

親の飼育水などは自然とグリーンウォーターになっていたりするのではないでしょうか?

グリーンウォーターは植物性プランクトンが豊富に含まれているので、針子の良い餌になります。

餌の中を泳いでいる感じですね。

そんなグリーンウォーターも濃いすぎるのは問題があるので、うっすら飼育容器の底が見えるぐらいの緑色が良いです。

グリーンウォーター
バスクリンぐらいの色って言われますね

大量に入れると水質が変化するので、様子を見ながら入れています。

入れた分だけ捨てると容器内の水量が増えていくこともありません。

メダカの針子が大きくなるまでのまとめ

うちのメダカ飼育で稚魚が産まれてから2週間を目安に気をつけているポイントでした。

もう一度いうと次のようになります。

  • 水換えはなるべくしない
  • 雨水が入らないようにする
  • 水流を作らない
  • ゾウリムシをあたえる
  • グリーンウォーターを入れる

これだけでも気をつけておくと針子の生存率がぐっと高くなります。

粉の餌は親の餌をすり潰して与えるよりも専用の餌を購入した方が水が汚れにくいです。

PSBを入れると良いって情報もあるので、今年から培養しているPSBに効果があるのか検証もしてみようと思います。

メダカの稚魚
2週間で針子に比べるとメダカらしくなります
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