2020年から興味があったアクアポニックスを始めてみることにしました。ですが興味を持ったのがすでに秋口ということもあり構想を練るのみで終わっていました。
2020年はプランターでミニトマトとバジルを植えたのですが管理の問題で失敗したので今回は無事たくさんのミニトマトを収穫できると嬉しいです。
この試みが上手くいけば他の野菜にも挑戦したいところですね。
ミニトマトの水耕栽培に準備したもの
本当はポンプで水を汲み上げて水を循環させる方法で栽培したかったのですが、電源の問題もあって今回は断念しました。
代わりにメダカ飼育で余るほど有るブロアーのエアレーションを活用した水耕栽培に挑戦することにしたのです。
栽培するもの
今回栽培するのはミニトマトの『トマトベリーガーデン』です。
甘くて美味しいらしいので楽しみ。
トマト系と一緒に育てると良いとされるバジルも一緒に栽培してみます。
ジャンボタライ
ジャンボタライは前にメダカを飼育していた容器を流用します。直射日光(紫外線)で劣化するので心配もありますが外観上は問題なさそうなので、そのまま使用。78リットルサイズです。
100均で購入したカゴ
植物と飼育する魚を別々に分けておかないと、金魚や鯉は植物の根っこを食べてしまいます。
ですので分けておけるように100均でカゴを購入しました。(500円でしたけど・・・)
カゴの大きさは自分の勘で決めたのですが、まさかのシンデレラフィット!今回のためにあるかのようなフィット。
飼育する魚
飼育する魚を何にしようかペットショップで迷ってウロウロ
金魚にするか鯉にするか・・・
結局最後に決めたのは錦鯉です。メダカを飼育してますが、ずっと錦鯉を飼育したかった思いがあったのです。
小さめの錦鯉1匹700円を2匹購入しました。
水耕栽培の準備と設置
ジャンボタライの設置
まずはジャンボタライを置く場所を決めます。
単管パイプで棚を作ってメダカのプラ舟を置いている場所にしました。
100均のカゴをそのままジャンボタライに入れると安定性が悪いので、何か良い方法がないかと辺りを見回すと、ワンバイフォーの木材が目に入りました。
カゴの取っ手に通してタライにセットすると、これまたジャストフィット!この方法で固定することにします。
長過ぎるのでノコギリでカットしました。
カゴには離型剤という油や汚れが付着しているので、水道水でゴシゴシ洗浄。洗剤は使っていません。
メダカのプラ舟を移動させてタライの設置場所を確保しました。もともとタライも置いていたので単管パイプ棚のサイズは問題なく置けます。
ジャンボタライに入れる水の半分は隣のビオトープから拝借しました。全部新しい水で新規に立ち上げるよりは水質の安定も早くなるのを期待したからです。
残りの半分はメダカ用に購入していた浄水器を使用して満水に。
ミニトマトとバジルの植栽準備
ミニトマトとバジルは発泡スチロールに穴を開けて、そこに植える方法で栽培します。
発泡スチロールの蓋を浮かべる場所に合わせてカットして、植栽のための穴を開けます。穴は四角でも三角でも良いのですが今回はカッターナイフでザクザクカットして四角にしました。2cmぐらいです。
これで苗床は完成です。
ミニトマトとバジルはポットに入れられて販売されているので、ポットから取り出し根に付いた泥を綺麗に取り除きました。1人で洗いながら写真を撮るのは難しいですね。
洗い終わったら苗の根元にウールを巻いて先程の発泡スチロールの穴に挿し込みます。
結構しっかり挿さるので倒れる心配はありませんでした。
下から見た感じです。
ミニトマトとバジルの水耕栽培【アクアポニックス】完成
設置完了していたジャンボタライに発泡スチロールを浮かべて完成です。
エアレーションは錦鯉の飼育スペースと発泡スチロールの部分の2箇所に設置しています。
発泡スチロールの蓋に栽培用とは別に支柱用の穴も開けて、成長したミニトマトの誘引兼発泡スチロールが飛んでいかないようにしました。
もともとメダカを飼育していたタライなので雨水策用に排水穴も開けてあるので、その点もクリアです。
おわりに
今回から始まったミニトマトとバジルの水耕栽培チャレンジ。
無事に収穫までいけるのか失敗するのか・・・どうなるでしょうね。
水槽用に買っていたADAの水草用栄養剤が余っているので、添加してみようと思います。
2021.05.05 錦鯉の1匹が飛び出して死んでしまいました・・・
鯉がジャンプするのは知っていたので網を買うまでの間に木で蓋をしていたのですが、僅かな隙間から飛び出していました。
バーベキュー網を買ってきたときには、時既に遅し・・・
1匹では寂しかろうと、追加でもう1匹買ってきました。今度は失敗しません。
コメント